オルニチンが多く含まれる食品

オルニチンが多く含まれる食品

私たちの健康に欠かせないオルニチンですが、食品の中に含まれる量はとても少ないことがわかっています。でも実は、その中でも飛び抜けてオルニチンが多く含まれる食品があるのです。それが、「しじみ」です。

 

肝臓の健康のために必要とされる栄養素はいくつかありますが、良質なたんぱく質やタウリン、ビタミンB12などは、他の食品にも含まれていることがわかっています。

 

でもオルニチンだけは、しじみにケタ違いに多く含まれていて、他の食品とは比べ物にならないくらいの数値となっています。例えば、同じ食品100gを目安にすると、しじみには10.7〜15.3mg含まれているところ、比較的多く含まれるキハダマグロでも、たったの1.9〜7.2mgしか含まれていません。その差は歴然ですね。

 

しじみにはその他にもタウリンやビタミンB12もとても豊富に含まれていますので、古くから肝臓に良いと言われてきた食品だけのことはあります。「お酒を飲んだ時にはしじみの味噌汁を飲むと良い」と言われているのは、こうした裏付けがあってのことなのですね。

 

もう一つ不思議なことがありますが、しじみは冷凍すると栄養価が上がり、しかもオルニチンの量も増加することがわかっています。その差は専門の研究機関が調べた結果、マイナス4℃で冷凍処理した場合、遊離オルニチンの量が生のしじみの8倍にもなったというデータがありますので、驚くべき数字ですね。

 

これがどうして起こるのか、ハッキリしたメカニズムは判っていないようですが、加工する過程で失われるのではなく、更に効果を高められるという事実は注目出来る内容と言えるでしょう。